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日常で気になったことを、もう少し深く考えてみるブログ
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    1985/11/30
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    SE
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    読書/お絵かき
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     『勝ち残りSEへの分岐点』
    三好 康之(著)

    オススメ度 : ★★★★☆

    続ける事を目標にとか言いながら、久々の更新になります。

    この本は、『勝ち残りSE』と、かなりインパクトのある題名ですが、要はSE(システムエンジニア)が、人生幸せに楽しく過ごすための(筆者が考える)具体的なアクションが載せられている、「SE指南書」的な内容になってます。

    内容は、テクニカルスキルのみに留まらず、コミュニケーションスキルの習得方法など非常に幅の広いものになっており、ここに書いてあることを全て習得できれば、確かに凄い「勝ち組SE」になれるでしょう。

    特に個人的に目から鱗だった点を以下にまとめます。

    [ 目から鱗だった点 ]
     ・ 勝ち残る為には一日一時間(週5時間)の程度勉強が必要。
        → 逆にそれ以上だと、継続が難しくなる。

     ・ 最も有効な勉強方法は基礎知識の徹底的な丸暗記(資格勉強)。
        → 資格はその道のスペシャリストが多数集まって、効率の良くスキルアップする為に、
           作り出されたもの。 それを利用しない手は無い。

        → 資格を取得するだけでは意味が無く、内容を徹底的に暗記する。
           (設問に対し一秒以内にレスポンスがでてくるようになって、初めて血肉となる)

        → SEの基礎知識は応用技術者(旧ソフトウェア開発)程度。
            資格取得後も継続して受講するぐらいの気持ちで、徹底的に暗記する。

    と、まぁこんな感じです。 本書は転職事情のアレコレ、マネジメントスキルから最近話題のJ-SOX法の概要、無能ITコンサルタントとの付き合い方、SEならではの子育て術等等、本当に色々と幅広くカバーしており、全体を通して面白く読めました。

    自分はSEになって3年目で、正直、最近継続的な勉強がおろそかになっていたのですが、この本を読んで、『よっしゃ、頑張ろう』という気になりました。 それもあっての、ブログ更新だったりします。(笑
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     『一番になる人』
    つんく♂ (著)

    オススメ度 : ★★★★☆

    と、言うわけで再出発後の書評第一弾は今日読んだ『一番になる人』です。

    今後場合によっては本気で一・ニ行ですますこともあると思うので、パッと見てその本がどうなのか分かり易いようにオススメ度なる項目を儲けてみました。

    つんく♂さんについては、自分がわざわざ説明する必要も無いですね。「シャ乱Q」のボーカルやってたり「モーニング娘」をプロデュースしたりしてる凄い人です。

    この本は、そんな凄い人の金言集みたいな感じになってます。
    タイトルにありますが「一番」になる為には…つんく♂さんの考えや、
    ノウハウがところせましと盛り込まれています。

    つんく♂さんは本の中で自分のことを「凡人」と公言しています。
    そんな「凡人」だからこそ一番になれた。「凡人」だからこそ「天才」には見えないものがある。
    というのは、自分にとってかなり目から鱗でした。

    とにかく、読んでて「俺も頑張ろう」とつんく♂さんからエネルギーを少しもらえたような気になる一冊です。
    マーカス・バッキンガム & ドナルド・O・クリフトン(著)

    2ヶ月強ぶりの更新となってしまいましたが、今回はコンプレックスの塊と言っても良い私に、少しばかりの自信を与えてくれた「さぁ、才能(自分)に目覚めよう」を紹介します。
     
    この本は、「自分の弱点を強化しても、失敗は防げるかもしれないが、けして高みに上る事はできない」ということを前提に、自分の才能(何かを生み出す力を持つ資質)に従って生きる意義と、自分の中に眠る才能を発見する方法を説明してくれています。さらに、本の後半では他人(部下等)の才能を活かす具体的な方法も記述されており、自分に自信が持てない人から、人を扱うマネージャー職の人まで幅広い層が得る事の多いであろう内容になっています。
     
    具体的な内容は、3部構成になっており、先ほど述べた事を順に説明されています。
     
     第1部 強みを解剖する
    第1部では、自らの強み(常に完璧に近い成果を生み出す能力)を中心に据え、強固な人生を送っている人達(ウォーレン・バフェット、タイガー・ウッズ等)の生き方から、強みを中心に生きる意義と、その効果を説いています。また、脳神経の観点から、才能が永続的であることと同時に、弱点の克服ばかりに重点を置くことの非効率さを教えてくれます。
     
     第2部 強みの源泉を探る
    第2部では、日常から自分の才能を見つけ出す方法を「切望」、「修得の早さ」、「満足度」といったキーワードから説明しています。また、この本の最大の見所である才能発見ツールこと「ストレングスファインダー」の効果、根拠、および受講方法が説明されています。(受講方法は、本書に付随している14桁のIDを指定のWebサイトに入力する。)
     
    第3部 強みをビジネスに活かす
    ラストの第3部では、他人の強みを活かす方法が具体的に述べられ、まさにマネージャー職の方は必見の内容になっております。また、この本のテーマであるとも思いますが、その組織に順ずる全ての人が、強みを活かすことのできる企業をいかにして作るかということも説明されています。
     
    著者のメッセージを私なりに解釈しますと、「弱点の克服ばかりに力を注ぐより、才能を伸ばす事に注力すれば、よりよい成果と人生が訪れます。その為には、まず自分の才能を自覚する必要がありますが、それには、ストレングスファインダーが大いに役立ちますよ。」といった感じです。
     
    なんといっても、この本の見所は、本に付随しているIDをWebサイトに入力し、ストレングスファインダー(心理テストのようなもの)を受講することで、自分の才能が明らかになるという他の本には見られないユニークな部分です。才能を発見するツールというだけあって、出力される内容は、非常にポジティブな物になっており、読むとそれだけで気分が良くなります(笑
     
    自分に自身が持てない人はもちろん、就職活動を行う学生や、将来の見通しが不安な方等は、是非この本を一読してみてください。
     
    =====================================================
    ちなみに、私がストレングスファインダーを受講した結果は下記の通りになりました。
    参考までに記載しておきます。
     
    Empathy/共感性
    あなたは周囲の人の感情を察することができます。彼らが感じていることを、まるで自分自身の気持ちであるかのように感じることができます。本能的に彼らの眼で世の中を見ることができ、彼らの見方を理解できるのです。あなたは必ずしもそれぞれの人の物の見方に賛成するわけではありません。必ずしも一人ひとりの困難な状況を哀れむわけではありません――哀れむのは、共感ではなく同情でしょう。あなたは必ずしも、それぞれの人の選択を受け入れるわけではありませんが、理解します。そして、この本能的な能力は素晴らしい力を持っています。あなたには言葉に表せない問いかけが感じられます。あなたは人々が必要としていることが分かります。他の人が言葉を探して苦労しているとき、あなたには適切な言葉や適切な言葉のトーンが自然に出てくるのです。あなたは、人々が自分の感情をうまく言い表せるように手助けします。あなたは、彼らが感じていることを表現するのを手助けします。この素晴らしい力によって、人はあなたに惹かれるのです。
     
    Adaptability/適応性
    あなたにとって今この瞬間が最も重要です。あなたは将来を既に決まっているものとは考えていません。将来というのは、今あなたが行う選択によって変わっていくものだと考えています。つまり、それぞれの時点で進む方向を一つずつ選択することによって、将来を見出すのです。これは計画がないということではありません。おそらく計画は立てているでしょう。たとえ計画が予定通りに行かなくなったとしても、適応性という資質によって、あなたはその時々の状況に容易に対応することができるのです。突然の要請や予期せぬ回り道に憤慨する人も中にはいますが、あなたは違います。あなたは、それらを期待しているのです。それらは必然のことであり、実のところ、あなたはある程度それを待ち望んでいます。あなたは生まれつき大変柔軟性のある人です。仕事上の必要から同時にいくつものことに注意を払わなければならない場合でも、常に生産性を保つことができます。
     
    Includer/包含
    「もっと輪を広げよう。」これはあなたが人生の基本としている信念です。あなたは人々をグループの中に包含し、その一員であると感じさせたいのです。選ばれた者だけのグループを好む人たちとは正反対です。あなたは他の人を寄せ付けないこのようなグループとの関わりを積極的に避けます。あなたはグループの輪を広げ、できるだけ多くの人がグループに支えられることによる恩恵を受けられるようにしたいと考えています。あなたは、誰かがグループの外側から中を覗いているような光景を嫌悪します。あなたは彼らが暖かさを感じることができるように、彼らを中に引き入れたいと思います。あなたは、本能的に寛容性を持っている人です。人種、性別、国籍、性格や宗教がどうであれ、あなたは人をほとんど批判しません。批判を与えることは、人の感情を傷つけるかもしれません。必要もないのに、なぜそんなことをしなければならないのでしょうか? あなたの包含という資質は、「人はそれぞれ違っており、その違いに敬意を払うべきだ」という信念に必ずしも基づいているわけではありません。むしろ、人は基本的に皆同じであるという確信に基づいています。人は、皆同じように重要なのです。ですから、誰一人として無視されてはいけないのです。私たち一人ひとりがグループに含まれるべきです。私たちは皆、少なくともそれに値するのです。
     
    Restorative/回復志向
    あなたは問題を解決することが大好きです。さらなる困難に遭遇するとうろたえる人もいますが、あなたはそれによって力を与えられます。あなたは症状を分析し、何が悪いのかを突き止め、解決策を見い出すという挑戦を楽しみます。あなたは現実的な問題を好むかもしれないし、抽象的な問題、あるいは個人的な問題を好むかもしれません。あなたはこれまでに何度もぶつかって、解決できる自信がある分野の問題を探し求めるかもしれません。あるいは、複雑で馴染みのない問題に直面したとき、あなたは最もやり甲斐を感じるかもしれません。あなたが実際に何を好むかは、あなたの他の資質や経験によって決まるでしょう。しかし確実に言えることは、あなたは物事に再び生命を与えることを楽しんでいるということです。底に潜む要因を明らかにし、その要因を根絶し、物事を本来あるべき輝かしさへ回復することを素晴らしいと感じるのです。もしあなたの介入がなかったら、たとえばこの機械は、この技術は、この人物は、この会社は、機能を停止してしまった可能性があると本能的に分かっています。あなたがそれを直したのです。それを蘇生させ、活気を取り戻させたのです。あるいは、あなたらしい表現で言えば、あなたはそれを救ったのです。
     
    Positivity/ポジティブ
    あなたは人をよく誉め、すぐに微笑みかけ、どんな状況においても常にポジティブな面を探します。あなたのことを陽気と言う人もいます。あなたのように楽天的になりたいと思う人もいます。しかし、いずれにしても、人々はあなたの周りにいたいと思います。あなたの熱意は人に伝染するので、あなたの近くにいると彼らには世界がより良いもののように見えてくるのです。あなたの活力と楽天性がないと、人は、自分の毎日は同じ事の繰り返しばかりで単調であるとか、最悪の場合、プレッシャーを重く感じてしまいます。あなたは、彼らの気持ちを明るくする方法を必ず見つけます。あなたはどんなプロジェクトにも情熱を吹き込みます。あなたはどんな進歩も祝福します。あなたはどんなことでも、よりエキサイティングで、より生き生きとしたものにする方法をたくさん考え出します。一部の懐疑的な人たちは、あなたの活発さを否定するかもしれませんが、あなたはめったにそれに引きずられることはありません。あなたの積極性がそれを許さないのです。あなたは、生きていることは素晴らしいという信念、仕事は楽しいものにできるという信念、どのような障害があろうと人は決してユーモアの精神を失ってはならないという信念から、どうしても逃れられないのです。

    7つの習慣 -成功には原則があった!-
    スティーブン・R・コヴィー(著)

    このブログは書評が中心になる予定をしているのですが、その一発目として、私の座右の書である「7つの習慣 -成功には原則があった!-」を紹介します。

    この本は、人生において『成功』するために必要不可欠な『原則』の存在を提示し、それを『習慣』に体系化し、生活に取り込みやすい形で説明されている本です。成功といっても、「社会的に成功する」や、「金銭的に成功する」等の『何を得るか』といったことよりも、『どのような人格、人物になるか』(人格主義)といった自己、自身に語りかける内容になっており、この本に書いてある事を理解、実践、会得できれば精神的な安定や、相手との深い相互理解等の本当の意味での『成功』を得る事ができると思います。

    この本にある7つの習慣は下記のものになります。

    第1の習慣 主体性を発揮する
    第2の習慣 目的を持って始める
    第3の習慣 重要事項を優先する
    第4の習慣 Win-Winを考える
    第5の習慣 理解してから理解される
    第6の習慣 相乗効果を発揮する
    第7の習慣 刃を研ぐ

    それぞれ、習慣の順番には意味があり第1、第2、第3の習慣を順に実践することによって、『私的成功』(自分の事は自分で決める事ができ、自分の人生に責任を持って生きられる自立した状態)を得ることができ、第4、第5、第6の習慣を実践することによって『公的成功』(相手と相互依存な関係を築き相乗効果を発揮し、一人では得る事のできない力を生み出せる状態)を得る事ができると説明されています。

    私は、2年前に環境の変化と、仕事の行き詰まりから大きなストレスを感じていた時期にこの書籍と出会いました。今振り返ると、当時は恐らく軽い鬱病状態だったと思いますが、そのような状態を脱却する為の大きなキッカケを与えてくれたのが本書になります。(今でも、読み返すたびに新しい「気づき」を与えてくれ、もはや手放せない必携の書となっています。)

    自己の成長を願う志の高い人はもちろんですが、個人的には過去の経験や環境などで自分自身を信じる事が出来なくなってしまっている人に特にオススメしたい書籍です。

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