『勝ち残りSEへの分岐点』
三好 康之(著)
オススメ度 : ★★★★☆
続ける事を目標にとか言いながら、久々の更新になります。
この本は、『勝ち残りSE』と、かなりインパクトのある題名ですが、要はSE(システムエンジニア)が、人生幸せに楽しく過ごすための(筆者が考える)具体的なアクションが載せられている、「SE指南書」的な内容になってます。
内容は、テクニカルスキルのみに留まらず、コミュニケーションスキルの習得方法など非常に幅の広いものになっており、ここに書いてあることを全て習得できれば、確かに凄い「勝ち組SE」になれるでしょう。
特に個人的に目から鱗だった点を以下にまとめます。
[ 目から鱗だった点 ]
・ 勝ち残る為には一日一時間(週5時間)の程度勉強が必要。
→ 逆にそれ以上だと、継続が難しくなる。
・ 最も有効な勉強方法は基礎知識の徹底的な丸暗記(資格勉強)。
→ 資格はその道のスペシャリストが多数集まって、効率の良くスキルアップする為に、
作り出されたもの。 それを利用しない手は無い。
→ 資格を取得するだけでは意味が無く、内容を徹底的に暗記する。
(設問に対し一秒以内にレスポンスがでてくるようになって、初めて血肉となる)
→ SEの基礎知識は応用技術者(旧ソフトウェア開発)程度。
資格取得後も継続して受講するぐらいの気持ちで、徹底的に暗記する。
と、まぁこんな感じです。 本書は転職事情のアレコレ、マネジメントスキルから最近話題のJ-SOX法の概要、無能ITコンサルタントとの付き合い方、SEならではの子育て術等等、本当に色々と幅広くカバーしており、全体を通して面白く読めました。
自分はSEになって3年目で、正直、最近継続的な勉強がおろそかになっていたのですが、この本を読んで、『よっしゃ、頑張ろう』という気になりました。 それもあっての、ブログ更新だったりします。(笑
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